夢メモ

基本的にぼくは夢を見ないのですが。いや、見ているけど起きると同時に忘れているとかっていう説もあるらしいけど、そんなのは自分じゃ検証できないし、見てないってことにしてあるんですけど。まぁ、とにかくほとんど夢をみないんです。それがここ一週間くらいで二回もみました。なんなんでしょう。しかも両方とも舞台はデパート。とりあえずメモメモ

エレベータで上へ上へと移動している。そこは芯柱(大黒柱?)を抜かれた大きなデパート。誰が抜いたとかどうやって抜いたとか何故抜いたとかは解らないが、抜かれているという認識だけはある。
目的の階につき、エレベータを下りるとレストランのど真ん中。テーブルの間をかき分けどんどん歩いていく。ウェイトレスに「ここにいていいのですか?ここは芯柱が抜かれていますよ?」などと声をかけられるが完全無視で歩いていく。ちなみに、周囲にはぼく以外の客が楽しそうに食事をしている。もちろん店員も接客をしている。ぼくに声をかけたウェイトレスも、ぼくに無視されたあとは当たり前のように接客を続けている。
やがてレストランを抜けると階段があり、そこを降りて一つ下の階へ向かう。その階は家具のフロアで見渡す限り机やタンスやベッドが置いてある。しかし、そこにある全ての家具に予約済みの札が貼ってある。まるで呪いの札のような、もしくは呪いを押さえる札のような。そしてぼくは札の貼られていない家具を探してフロア中を歩きまわる。

以上が先週くらいにみた夢。柱抜いてデパート倒壊しないの?なんで家具のフロアでエレベーター降りなかったの?などなど自分でも疑問に思ってるけど夢だから仕方ない。

そこはデパートの一角。誰かと二人で買い物にきたぼく。ぼく自身は別に欲しいものは無く、相方の買い物につきあっている感じ。ひかるが「ネックストラップが欲しい」というので品物を見ながら歩いていく。ぼくが先に見つけてここにあるよと声をかけるが、相方はそのブランドはいやだと言ってどこか他へ探しに行ってしまう。これの何が気に入らないのか・・・と思いながらそのストラップを手に取り眺めていると、店員が近づいてきて「いかがですか?」と声をかけてくる。「いやぁ、ぼくが欲しいわけではないのですが。少し気むずかしい子でして、何が気に入らないのか・・・。すみませんが行きますね」と相方のほうをちらりと見て苦笑しつつ答えると、「そうですか。ありがとうございました、またのお越しを」と微笑みながら会釈してくれた。
どんどん歩いていく相方を追いかけるものの、棚の影に入ったところで見失ってしまう。それからしばらくそれぞれの店の品物を確かめたりしながら相方を捜して歩き回る。かなりの時間うろうろしていると、遠くで不安そうな顔をしてきょろきょろあたりを見回している相方を見つける。近づいていって「やあ、欲しい物は見つかった?」と声をかけると、「あー、居なくなっちゃったのが不安でストラップ探してなかったよー。あえてよかったー」と手を握ってきた。かわいい。じゃ、改めて探そうかというと、もうストラップはいいや、緑色のばんそーこーが欲しいと言い出した。緑色?と聞き直したが緑で間違いないと言う。とりあえず絆創膏なら薬のコーナーだが、このデパートにあるかどうかわからない。柱の貼ってある全フロア案内図を探してみると地下階に薬局があるのを見つけた。ふたりでエレベーターに乗り込み下へと向かう。
エレベーターは地下階までいかない1階止まりだった。1階で降りると、そこは何故か外。一回外へ出てもう一度店内へ向かうらしい。1階入り口へ向かって歩きながらふと空を見上げるとまっくらな夜空にそびえ立つデパートがものすごく美しく見える。窓から漏れる光もライトアップされていない黒々とした外壁もどこか荘厳な雰囲気すらあり、星一つない闇夜に映えていた。少し待って欲しい旨伝え、かばんからデジカメを取り出すとビルを見上げる構図で写真をとりはじめた。しかし、まっくらな夜で、ライトアップもされていない薄暗い建物の黒さを撮るのはとても難しいもので。シャッタースピードを落として撮影せざるを得ないので、手ぶれのせいでどうしてもうまく撮れない。仕方ないのでカメラを地面において撮ろうとするものの、画面をみながら撮れないので望んだ構図にならない。狙った方を向けるのに地面に置いたカメラを傾かせたいので、下にボールペンやポケットナイフを挟んで斜めにしたりするもののうまくいかない。
しばらく試行錯誤したものの最終的にすべて失敗。諦めて心のフィルムに残して去ることにする。ああ、三脚があればきっとちゃんと撮れただろうに・・・と悔やみながらデパートの中へと入っていく

起きてからも三脚持ってないことに無念さを覚えるほどでした。なんだこれ。つか、マジ綺麗だったんすよ、あの光景。デジカメはいつもかばんの中に入ってるので、本気で三脚も持ち歩こうかなとか思っちゃうくらいでした。重いから入れないけど。
それにしてもよく考えると、地下1階の薬局に行きたいのに地上1階で降りてるんですよね。以前の夢の家具のフロアに行きたいのに1つ上のレストランのフロアで降りてるのと一緒ですね。同じデパートではなさそうだけど、デパートではあるし、夢見た時期も近いし、不思議なものです。